國立故宮博物院展に思う

東京国立博物館で國立故宮博物院の展覧会が開催されている。

もう20年も前の話だが、仕事の関係で3年間台湾に居住していた。折角なので台湾の美術の動向も知りたく絵描きさんを探していたら、バスで20分ほどのところに毎週自分のアトリエを開放して人物モデルを描く会をやっている人がおられることを聞きつけ、知人を介し参加することに。何回か通っているうちに私の方も片言の中国語がはなせるようになりポーズの合間には何気ない日常会話を楽しむようになっていた。そんなある日、一人の絵描きさんが「你知道森田茂老師嗎?」(森田茂先生を知ってますか?)と聞いてきた。

いきなりのことにびっくりしたのと、言いたいことはいっぱいあるのに中国語でどう表現すれば良いのかわからず、とりあえず自分が所属している会の理事長(当時)であり何度かお会いしたことがあるということを告げると、その絵描きは相当びっくりした様子で

「森田先生と会ったことがあるのか?」「どんな話をしたのか?」などなどいろいろ聞いて来た。7〜8名が描きに来ていたと思うが、やがてみんなが森田先生のことをあれこれ聞いてくるようになった。もちろんつたない中国語なので意は尽くせなかったが、尊敬する森田先生が海外でも賞賛されているのを目の当たりにし、森田先生のすごさを再確認したと同時にあらためて芸術に国境はないということを強く感じた。

随分前の話ではあるが、國立故宮博物院の展覧会が開催されていると聞き、昔日のことが鮮明に蘇って来た。

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