江藤哲先生の言葉~「私の絵」より

『時々食べ物のことで考えるが、一人の人が美味しいからと云っても、他の人が美味しいと思うとは限らない。値段が高いからとか、有名だからと云われても、自分が美味しいと思うとは限らないように、絵についても、描く人は自由に描き、見る人も自由な見方をすれば良いのだと思っている。絵を見る人も、人の云うことを鵜呑みにしたのでは迷うばかりで、自分は育たない。人の云うことで自分が納得しないのにむやみに受け入れても駄目で、そのようなことでは自分を見失ってしまう。しかし、云われたことは忘れないでいると、何時か「あの時に云われたことはこのことだったのか」と思い当たることもある。その時にこそ自分を一歩進めたことになるのだと思う。」その時に初めて自分を育てる肥料となったのである。』「私の絵」江藤 哲

あらためて江藤先生のこの文章を読んで、わたしは大いに反省した。ひと年とると、「自分なりの絵を描けばいいんだ。」という思いばかりが強く、納得のいかない話は聞き流すようになっていたが、江藤先生はそんな時にも、ひとの言葉を忘れないでいると将来、そのことが役に立つことがあるかもしれないと教えてくれている。生涯、学び、成長するためには、「しかし~」から後を大切にしなければならいと感じたしだいです。

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